大相撲の八百長問題で、日本相撲協会を解雇されたモンゴル出身の元十両・星風が解雇処分は不当として力士としての地位の確認などを求めた裁判で、東京地裁は「八百長があった」と認定し、訴えを退けました。
この裁判は、八百長に関与したとして相撲協会を解雇された元十両・星風が「八百長はやっておらず処分は不当だ」として力士としての地位の確認などを求めたものです。
２４日の判決で、東京地裁は「無気力相撲をしたとする対戦相手らの供述は信用性があり、八百長があったと認められる」と指摘したうえで「解雇は有効」と判断し、元星風の訴えを退けました。
「本当納得いきませんので、弁護士の先生に任せて、最後まできちんとさせるまで自分は諦めないので」（元十両 星風）
元星風は判決を不服として控訴する方針です。大相撲の八百長問題で解雇の是非をめぐる裁判所の判断が出たのは初めてです。（24日16:25）
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